コンディショニング
ヒトは環境に応じて適応する。心身に「受入れ体勢」をつくることがコンディショニング。
「空き巣が多発していることが問題だ」と何度も聞かされると、真実かどうかに関わらず、いつのまにか「空き巣に遭っても当然」というメンタリティ、「受入れ体勢」が発生してくる。
「毎試合、後半はバテてしまうことが当然だ」 というフィジカル、メンタリティではいけない。
エネルギーを試合後半でも安定供給し、動作を持続させ続けるトレーニングを行おう。
ウェイトトレーニングを例にあげる。
新人だから筋肉、筋力をつけたいと思う。トレーニングは週3回行っているが効果がでない。
実際の生活を見てみると、週のほとんどは授業、バイト(肉体労働除く)である。
遺伝子的に生活に筋肉が必要のない生活を行っているのである。脳みそはじめヒトはそんなにバカではない、生き抜くために最適化されていく。我々の身体は授業とバイトに過剰な筋肉、筋力は必要ないと判断するのだ。
さあ筋トレしよう。筋肉、筋力が必要と思いこませるのだ。
コンディショニングの主な方法
メンタリティから筋トレまで、幅広く例に挙げたが、主には持久力、心肺トレーニングを指す。スタミナ、心肺機能 を鍛える。 良く行う、ランニング、マラソン、サイクリングを以下の方法を用いて行えばどうかというもの。 最初は少ない時間、rep数から開始がおすすめ。
1)心肺系出力
強度60~70%を維持して、30~60分間動作し続ける。 縄跳びがおすすめ。
※強度60~70%は 息がかなり弾む。 心拍数130~140あたり。
2)ハイパワーインターバル
強度95%で12~20reps エアロバイク、スピンバイクでかなり重い負荷にして
5秒全力漕ぐ。 60秒休憩をはさみ、しっかり心拍数を落とす。
3)テンポインターバル
強度70~80%を維持して15秒程度動作する。
ランニング、100yd、10reps 、2分休憩でしっかり心拍数を落とす。
さらに詳しく解説
身体能力のキャパシティを高めよう
様々な時間域で鍛えていくことが必要になる。結果的に自身の身体能力のキャパシティが高まる。
図について:ベンチプレスばかりやっていても、7回、8回、9回の時点まで
継続できる身体能力を鍛えているか?というとそうではなかったりする。
インターバルトレーニング
休憩をはさみながら断続的に行うトレーニング手法。この手法を使用すれば
心肺能力、スタミナ、をはじめ身体能力を長い時間域でも鍛えられるようになる。
強い/速い/長い/正確な動作を繰り返すためには 長い休憩が必要。 例えば、ベンチプレスの1回の最大重量にチャレンジ、1set目成功、2set目までは3~4分以上休んだ方が 良いと言われている。※こういう場合は必要なだけ休む。
練習でも新しいスキルを身につけるときは、実は長く休みをはさみながら行った方が良い。
心肺機能、スタミナを鍛えたいときは、短い休憩時間にする。
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